
左肩から斜め下に引っ張られたようになって変なしわが寄ったり、
なんだか左肩のあたりが重たく見えるということはありませんか?
この着付けスタイルにおいては、左肩にたくさんの布が集中します。
左肩に余計なボリュームが出てしまわないように、
きちきちと折りたたんでください。
肩にすいつくような感じがベスト。そうすれば、スッキリとして見えます。
ハリのあるサリーのときは、特にご注意ください。

前面でプリーツを折り入れた部分を、
サリーでほんの少し隠すようにすると、上品になります。
常時隠れていなければならないということではありませんので、
気がついたときに整えよう、くらいのつもりでどうぞ。

重要なポイントです。
サリーだけでなく、サルワールカミーズやレヘンガ・チョリにも共通します。
目指す丈は、
「サリーのすそが、ギリギリ、床のお掃除をするくらい」
です。
足の甲をキッチリ隠すつもりで着て、背筋をぴんとのばして歩きます。
「足首まで」の丈も、絶対にないというわけではありません。
たとえば、農作業をする女性たちは、サリーのすそが汚れないよう短めに着つけます。
しかし、特別な事情がなければ、「足首まで」ではなく「床まで」にしたほうが上品で、無難だと思います。
以下、インド女性の足元を撮影して参りました。
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