デリーグルメ





Lunch Veg / Rs.70


濃密な空間で、美味しい定食を!

Andhra Pradesh Bhavan内
canteen(食堂)


●店名: Andhra Pradesh Bhavan内の食堂
       (アーンドラ・プラデーシュ・バワン)

●料理の種類: AP州の定食

●住所: 1, Ashoka Road

●電話番号: 2338-7499, 2338-7599

●営業時間:
 朝)7:30〜10:00
 
昼)12:00〜15:00
 夜)19:30〜22:00

●酒類: なし

●クレジットカード: 不可
●公式ページ:
http://www.aponline.gov.in/apportal
/apbhavandotcom/Canteen.htm

料理:




 


公的機関(Andhra Pradesh州)が外部委託している食堂です。
こういった形態の食堂をいくつか巡りましたが、やはりここは味の面で一線を画しているように思います。



お昼は、近くで働くオフィスワーカーで大混雑します。


 


昼食時は本当に大混雑。
しかしどうやら、外国人が行くと、優先的に席に案内してもらえるようです。
これまで何十回となく行きましたが、毎回、誘導係のおじさんと目があうや、フロア係に指示がとび、入って右側のリザーブ席のひとつにいきなり座らせてもらえます。

 


夜は19時半から営業。
19時15分に食堂が開きました。席に陣取って食事を待ちます。

昼は、前述の通り会社員などの利用が多いようですが、
夜は、デリーをビジネスや研究目的で、また公的業務のために訪れる各地のインド人およびその家族の利用が多いように見受けられます。

 



さて、あくまでもここはcanteen(食堂)ですので、普通のレストランとはちょっと勝手が違います。

まず、入ってすぐ左にあるカウンターにしがみついて、食券を買わなければなりません。
基本となるベジ定食は、80ルピーのものだけ。
ノンベジのお皿(こちらは小さなお皿ひとさらで定食分のお値段)を追加しないのであれば、何も言わずにお金を出すだけでも大丈夫でしょう。

 


支払いを済ませて席につくと、ダヒー(ヨーグルト)やお菓子ののったお皿が運ばれてきて、






中身がどんどん増えていきます。わ〜い♪


これで、一通りやってきました。


日によって微妙に違います。

4種類のサブジ類、Puri(チャパティの日もあります)、プレーンライスは、ひっきりなしにおかわり部隊がやってきます。

Puriは、何も言わなければ2ピースずつ置いていく模様。デリーにいると、Puriを口にする機会はあまり多くないので、気がついたら必死でおかわりしまくっています…

 


おいしい味つきライス。
「これ、プラウ?」
と聞いたら、
「違う。サラダライス」
だと言われました。

 


別注文のマトンフライ。
小皿ですが、ぎっしり詰まっていて意外にボリュームがあります。

別注文の皿は、フィッシュカレー、マトン、チキン、エビと、一通り食べてみましたが、
お魚は小骨が多くて食べにくかったり、お肉は味が濃かったりで、今ひとつ。

別注文のノンベジの皿を頼まなくても、ベジ定食だけで十分満足できる食堂だと思います。


お水はどんどんついでくれますが、
気になる人にはコーラもあります。(Rs.15)
ミネラルウォーターも同じ値段で出してくれます。

インドの人は、冷たすぎる水をきらう人もいますので、よかれと思ってぬるいお水を出されるかも。そのときは「タンダー・パニ・ディージエー(冷たいお水をください)」と言えば取り替えてくれます。



最後に、カウンターにもう一度立ち寄って、
Sweet Paanを買いました。
口の中で噛む嗜好品「パーン」ではありますけれど、
刺激の強いものは入っておらず、甘酸っぱくて、
女性も満足できる味です。

 


場所がちょっとわかりにくいので、ご説明します。
まず、「Andhra Pradesh Bhavan(アーンドラ・プラデーシュ・バワン」までたどり着いてください。
「インド門の近くのアーンドラ・プラデーシュ・バワン」「アーンドラ・プラデーシュ・ハウス」とまで言ってわからない運転手はなかなかいませんので、ここまでは問題ないと思います。

次に、左写真の右下にご注目ください。
緑色の看板が出ているのがご覧いただけるでしょうか。

 


「食堂はこちら」の看板でした。
かなり読み取りにくいのですが、矢印は右を向いています。

 


矢印の方向に、ぐるっとまわりながら歩いていくと、
「Andhra Bank」の看板があります。

 


その右側に、目印になる銅像があります。

 


そこを入っていくと、また矢印が。

 


矢印は左を向いています。


セキュリティチェックを抜けて、細い道を入っていくと、入り口発見!

 

Menu List より (2006年3月)

以下の価格は2006年のものです。
ランチは2007年に60ルピーに、2008年に70ルピーに、2009年には80ルピーになっていましたので、
ディナーもそのように値上がりしていると思います。

基本は、ベジの定食(おかわり自由)。

Breakfast Veg 
 Rs.20(7:30〜10:00)
Lunch Veg  Rs.50(12:00〜14:45)(2009年現在、Rs.80)
Dinner Veg  Rs.50(19:30〜22:00)

肉や魚も食べたい場合は、以下の皿を別につけます。

Chicken Curry
  Rs.50(2009年現在、Rs.80)
Chicken Fry
  Rs.50(2009年現在、Rs.80)
Mutton Fry
  Rs.50(2009年現在、Rs.80)
Fish Curry
  Rs.50(2009年現在、Rs.80)

日曜日は、別のメニューになります。

Sunday Special
  Rs.75
(日曜日のお昼のみ。Hyderabad Chicken Biriyaniとミネラルウォーター)

確認していませんが、簡単なコーヒー・紅茶も飲めるそう。

Bed Coffee/Tea  Rs.5

Breakfastの正確な値段と種類については未確認ですが、
サイトによれば、Rs.30の朝食の内容は、
月曜と木曜は、Idlyが1つ、Vadaが1つ、MLA Pesarattu。
それ以外の日は、Idlyが1つ、Vadaが1つ、Masala Dosaが1つ。
Sambar、Coconut chutney、Chilli powder、Ghee、CoffeeかTeaがつくそうです。

Rs.50のお昼のターリーの内容は、
Puris、Plain rice、Spl rice (Spiced Rice)、Dal、Vegetable fry、Vegetable curry、Sambar、Rasam、Vegetable Chutney、Curd、Sweet、Papad、pickles二種、Kandi podi、Ghee。

食堂部分は民間業者「Sai Caterers」に委託されています。

公的に訪問している議員さんなど(このリストでTのカテゴリーに当てはまる人)は、たとえば通常50ルピーのランチが13ルピーになるなど激安になるようですが、残念ながら私たちには無縁です。

 


最後に行ったのは 2009年11月 です。

記事の作成 2006年4月
更新 2009年11月

 

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